TFCC損傷(手首の痛み)
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症状の概要
手首の小指側が、抑えたり、動かしたりすると痛みがでます。
特に手首を小指側にねじると痛みがでます。
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TFCC損傷が起こる原因
急性で起こるTFCC損傷は、転倒や衝突により手をつい際のねじれによって起こります。
慢性的な場合のTFCC損傷は、スポーツなどに多く、野球バッティング、ゴルフのスイング、テニスやバトミントン、ボクシングなどで手首に繰り返して衝撃が加わる事で起こります。
手首のTFCCという靭帯と線維軟骨が衝撃やねじれ外力を受けて損傷します。
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当院での施術方法
急性のTFCC損傷は、アイシングで炎症を抑えてから手首が小指側にいかないようにテーピングで固定します。
経過観察しながらテーピングの固定力を少なくしていきます。(この固定の調節が普段の生活で手を使うだけでもリハビリの要素になります。)
慢性的なTFCC損傷は、炎症が強い場合は上記の通りに施術しますが、炎症が少ない場合はアイシングの代わりに電療から施術が始まります。
テーピングの治療過程や理論は同じになります。
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施術回数の目安
急性の場合は、6~30回程度
原因が明らかな場合で急性のTFCC損傷は手首の捻挫になりますので、接骨院、整骨院では保険対応で施術する事が出来ます。
慢性的な場合は、20回程度で改善して来ますが同じ動作を繰り返す場合は予防のためのテーピングを継続しなければならない事があります。(経過と手を使う頻度で判断しますので受診の際にお尋ねください。)
筋骨整体一回 2000円
テーピング一回 500~1000円